大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1)で10月8日、埼玉県内の全35の酒蔵の日本酒を飲み比べることができる「第11回大試飲会」が開催される。主催は埼玉県酒造組合(TEL 048-521-0926)。
埼玉県は日本酒の生産が盛んで、日本酒の出荷量は全国4位を誇る。消費量も全国4位と上位に位置するが、「埼玉県産のお酒の地元消費量は少なく、3割程度と残念な状況」と担当者。そこで、県内産のお酒の魅力を知ってほしいと、2005年から試飲会を開催している。
試飲会は、酒販店や飲食店向けの第1部と、一般向けの第2部の2部構成。昨年は約2千人が訪れるほど盛況だった。
「県産の日本酒は、平成の名水百選に選ばれた酒蔵が4つもあるなど良い水が特徴。伝統の技術に裏打ちされた、蔵ごとに特色ある日本酒を、ひやおろし、燗(かん)酒と、さまざまな形で試して、お気に入りの酒を見つけてほしい」と来場を呼び掛ける。
一般向けの開催時間は16時~19時30分。参加費は1,000円。参加費と引き替えにちょこを受け取り、好きな酒蔵のブースで日本酒を試飲することができる。