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さいたま市初のクラフトビール醸造所「氷川ブリュワリー」に製造免許

喜びの氷川ブリュワリー社長・菊池俊秀さん

喜びの氷川ブリュワリー社長・菊池俊秀さん

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 大宮で初となるクラフトビール製造を目指す「氷川ブリュワリー」(さいたま市高鼻町1、TEL 048-783-5123)に6月25日、アルコールの醸造に必要な製造免許が下りた。

6月初旬に搬入された窯

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 クラフトビールの醸造には酒類製造免許が必要で、同社は2月に大宮税務署に申請書を提出。その後、何度も税務署との調整を続け、4カ月を経てようやく免許取得に至った。同署によると、管内での同免許の取得は初となる。

 免許の取得について、菊池俊秀社長は「実際にクラフトビールを造る環境がようやく整い大変うれしい」と喜びを表す。

 醸造所では早速、真新しい醸造装置を使った試験運用を開始。材料を投入しての装置の動作確認や、温度設定や機器類の細かなセッティング調整などを行った。今後、製造手順の詰めの確認作業を行い、7月初旬には本仕込みを始める予定だ。

 「ここまでたどり着いたのも皆さんの応援のおかげ。これからが本番。皆さんの声を聞きながら、自分たちらしいクラフトビールを造っていきたい」と抱負を語る。自家醸造のビールの提供は8月以降の見込み。大宮初の地ビールが、いよいよ姿を現そうとしている。

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