さいたま市のパフェ専門店「てんとう虫。~パフェカフェ~」(さいたま市北区植竹町)で現在、フルーツカットのワークショップを定期開催している。
パフェ専門店「てんとう虫。~パフェカフェ~」たっぷりフルーツパフェ
今年7月8日にオープンし、全国的に珍しいというパフェ専門店の同店。
同ワークショップは、毎月8の付く日(8日、18日、28日)に開いている。
店主の「ドリアンともよ」こと渕上智世さんは「もともと果物が好きで、フルーツパーラーにも勤めていた。いろいろな調理法を研究してきた中でフルーツカットを勉強し、その知識を最も生かせるのがパフェだと思い専門店を開いた。地元の常連客も付くようになり、世間話や地元のおいしい店を聞くなど、すごく身近に話せるようになった。開店当初は女性客が多いと予想したが、男性客や単独のお客さまが多い」と話す。
「フルーツのイベントにはいつも行くようにしている」という渕上さんは、常に見掛けられることから、いつしかフルーツの王様をもじり「ドリアン」と呼ばれるようになったという。
「8は果物の日と言われている。果物のカット方法は5種類あり、それが全部できるようになるとフルーツ盛り合わせができる。ワークショップでは、フルーツカットの応用方法と、フルーツの保存方法をレクチャーしている。5種類全てマスターしたら修了証を出す予定。最近では、主婦の受講者が友達を連れて来てくれるようになった」とも。
ワークショップは1回2,500円(材料費含む、軽食&ドリンク付き)。4人までの少人数制。10時30分から1時間程度、フルーツカットの練習後、学んだカットを生かして盛り付けた自分の作品をデザートとして食べる。予約は店頭のほか、電話とメールで受け付けている。
「飲食店勤務時代は『おいしい』という言葉をよく聞いたが、パフェは『幸せ』という言葉をお客さまからよく聞く。それがとてもうれしい。果物は色が多彩で、香りもあり、元気が出る食べ物。果物の魅力を伝えられたら」と渕上さん。
メニューは、定番の「たっぷりフルーツパフェ」(1,000円)をはじめ、客が考案したという「珈琲&ドーナツパフェ」(850円)、大宮銘菓の盆栽最中とコラボした「盆栽パフェ」(850円)、練馬の小泉牧場や八王子の磯沼ミルクファームとコラボした「うしパフェ」(1,300円)のほか、記念日に最適という「フルーツカット盛り合わせ」(3,000円~)など。このほか、珍しい旬の果物が入荷次第作る数量限定メニューも。
営業時間は8時~18時。水曜定休。