さいたま市の大宮競輪場で11月22日、バンク内に一般の人が立ち入ることができる初のイベント「バンクフェスティバル2015」が開催される。主催は埼玉県。
大宮競輪場バンク内で、地元埼玉県の選手による模擬レース「大宮競輪GP」
「開かれた競輪場を目指して今年から始めた取り組み」と、同会場を管理運営する埼玉県県営競技事務所、主幹の北島義丈さんは説明する。
自転車にちなんだイベントを多数開催。自転車を利用したスポーツ「BMXフラットランド」で活躍し、BMXの賞で世界一に輝いたこともあるライダー佐々木元さんによるBMXショー。いろいろな自転車に乗れる「面白自転車に乗ってみよう♪」、固定された自転車をこいで200メートルの走破タイムを競うゲーム「サイクルタイムトライアル」、競輪場の特徴でもある斜めになっている部分も含む「バンク」を歩く「バンクウォーク」も実施する。
地元埼玉県の選手による模擬レース「大宮競輪GP」では、驚くほどのスピードの「プロ競輪選手の走り」が見られる予定。「ニンニンジャーショー」「フリーマーケット」、エア遊具の「ふあふあ」も展開し、親子連れも楽しめるイベントとなっている。
バンク外イベントとしては、普段見ることができない競輪選手の宿舎や検車場を見学できる「大宮競輪見学ツアー」も予定する。
北島さんは「少しずつでも、たくさんの方に競輪を応援していただけるよう自分たちも楽しんで取り組んでいきたい。ぜひこの機会に大宮競輪場に来ていただきたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~16時。雨天中止。バンク内は、ヒールや鋭利なスパイクでの立ち入りはできないため、運動靴を持参。バンクへの飲食物の持ち込みは禁止。