大宮のJR東日本大宮総合車両センター(さいたま市大宮区錦町)と駅周辺で5月28日、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」が開催される。
今年で26回目を迎える同フェア。JR東日本大宮総合車両センター(旧大宮工場)を主会場に、1991年から毎年行われている。120周年となった2014年からは、さいたま市とJR東日本大宮支社が共同開催している。毎年主会場となる総合車両センター会場には開場前から長蛇の列ができる人気イベントとなっている。
場内では、ミニSLやミニ新幹線の乗車体験、本物の車両の展示やレールスター、高所作業車など工事用車両の乗車体験などの企画のほか、消防車・パトカーの展示も行う。車両部品の販売会もあり、毎年鉄道ファンの人気を集めている。
今年は、新宿駅と東武日光駅・鬼怒川温泉駅とを結ぶ特急列車「日光号」「きぬがわ号」「スペーシアきぬがわ号」が運転開始から10周年を迎えることから、東武鉄道株式会社の協力で、特急スペーシア100系を試乗列車として運転する。
乗車時間は約15分間。センター内の試運転線で約1.7キロ区間を往復運転する。運転時間は10時から14時の間に計9回。乗車には会場で配布する乗車券が必要となる。配布場所、時間は当日会場で確認できる。
西口まちなか会場の鐘塚公園には、北海道函館市・石川県金沢市など新幹線沿線地域の物産展や観光PR、ステージイベント、こども駅長制服撮影会などを行う。
東口まちなか大宮駅構内会場では、ミニ新幹線の新型、紫ラインの「北海道新幹線H5系」運転、こども駅長制服撮影会、地元商店街などによるステージイベントなどを行う。このほか、各会場を巡るスタンプラリーも行う。
JR東日本大宮支社は「毎年、多くのお客さまにご来場いただき、お楽しみいただくイベントとして定着している。鉄道のまち大宮を町全体で盛り上げるイベントなので、ぜひ家族の皆さまでお越しいただきたい」と呼び掛ける。
開催時間は、車両センター会場=9時30分~15時30分、西口・東口まちなか会場=9時30分~16時。