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大宮で「鉄道ふれあいフェア」 北陸・北海道新幹線開通PRも

仙台・宮城観光PRキャラクター「仙台むすび丸」

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 大宮のJR東日本大宮総合車両センターおよび駅周辺で5月23日、「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」が開かれ、鉄道ファン、家族連れなど約7万6000人の来場者でにぎわった。

まるでアトラクションのような軌陸車体験

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 今年で25回目を迎える同フェアは、JR東日本大宮総合車両センター(旧大宮工場)を主会場に、1991年から毎年行われている人気のイベント。120周年となった昨年からは、さいたま市とJR東日本大宮支社が共同開催している。主会場となる総合車両センター会場には、9時半の会場前には約650メートルの入場町の列が続いた。

 広い場内には、ミニSLやミニ新幹線の乗車体験や、本物の車両の展示やメンテナンス体験など鉄道をさまざまに楽しめる企画のほか、消防車・パトカーの展示も行われた。高所作業用の軌陸車に体験乗車した、板橋区から来た小学1年生の男の子は「10メートルでもあまり怖くなかった。面白かった」と笑顔を見せた。浦和区から来た3歳の男の子とお母さんは「ミニ新幹線、ミニSLなどいろいろな車両乗ることができて満足。暑かったが、無料のかき氷で涼んだ」と話した。このほか、鉄道好きに毎年人気の車両部品の販売会には、長蛇の列ができた。

 西口まちなか会場の鐘塚公園には、今年開業した北陸新幹線や来年開業する北海道新幹線沿線の9地域から観光PRと物産ブースが集結、ゆるキャラとともに各地域の魅力を紹介した。イベントステージではものまね芸人の立川真司さんが、JRと私鉄の構内アナウンスの違いや、「なぜJRの人は、構内アナウンスの自動放送に必ず上からかぶせるのか」など、多くの人に身近なものまねで、たくさんの来場者の笑顔を誘った。

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