8月5日の「タクシーの日」に合わせ、ソニックシティー下の鐘塚公園(さいたま市大宮区桜木町1)に県内を走るタクシーが集合し、キャンペーンイベントが開催された。
1912(大正元)年8月5日に日本で初めてタクシーの営業運転が始まったことにちなみ、1989年に同日を「タクシーの日」と定め、毎年同日に全国の業界団体がPRを目的としたキャンペーンを開いている。
イベントを主催した埼玉県乗用自動車協会の指導委員長で東浦和交通会長の篠原伸明さんは「皆さんに楽しんでもらえるようなものにしたいと3年前から、このようなイベントを開いている。普段は車両の中でしか接することがないが、このような場でお客さまの生の声を聞くことは、多様化するニーズを捉えるいい機会になっている」と話す。
当日はタクシー各社や自動車メーカーが車両を展示。中でも、この日に合わせて制作された大宮区のタクシー会社によるアルディージャタクシーはひときわ注目を集めていた。ステージではベンチャーズバンドや和太鼓グループによる演奏が行われた。