大宮駅西口の鐘塚公園(さいたま市大宮区桜木町1)で5月19日、埼玉県産農産物を使ったジャムの祭典「埼玉JAMJAM」が開催される。主催は一般社団法人埼玉を食べる。
季刊の定期購読型で紹介した県内産の農産物と共に情報誌を届ける「ポタジェ~食べる通信 from 埼玉~」を2016年7月から運営する同団体。今までに、さいたま市見沼区などで生産される「さいたまヨーロッパ野菜研究会」の「色とりどりヨーロッパ野菜」「行田在来枝豆」「ときがわ青大丸なす」「北本トマト」などを取り上げている。
同団体代表理事の安部邦昭さんは「農産物の加工品は、旬を楽しむことができる時間を延ばし、収益性を向上するために重要。こうした取り組みを支援するために今回のイベントを試験的に企画した」と話す。
販売が予定されているジャムは、紅花ジャム、桜ジャム(以上、おはりや・桶川市)、浮城の梨ジャム(長谷川農園・行田市)、農園キウイジャム(渋谷農園・蓮田市)、紅赤ジャム、紅赤チョコ、紅赤チーズスプレッド、枝豆コンフィチュール(以上、三富食品・三芳町)など。ほかに、「魔女のコッペパン」がパンを出店する。
安部さんは、「県産小麦を使ったパンと共にジャムを楽しんでいただけたら。公園内では『せせらぎコンサート』も行われるので、優雅なピクニック気分になれるかも」と呼び掛ける。
開催時間は10時~15時。荒天中止。