「親子交通安全フェスティバル」が9月30日、ファインモータースクール上尾校(上尾市平塚)で開催された。
車に親しみを持ってもらうとともに、交通安全やエコドライブの意識啓発を目的に始め、上尾校では今年で19回目となる同イベント。「親子交通安全教室」のほか、本物の車を運転体験する「ジュニアドライビングスクール」「親子自転車教室」「自転車・歩行者シミュレーター」など園児から参加できる体験型のブースを中心に、謎解きゲームやおもちゃバザーなどのブースがある。
ジュニアドライビングスクールでは、教官がドアの開け方・シートベルトの締め方から指導し、体験者自らエンジンを掛け、ハンドルを操作する。体験した9歳の海津希颯さんは「アクセルを踏む時にすごいスピードが出そうで怖かったけど、先生が優しく教えてくれたので分かりやすかった」と初めての運転を振り返る。付き添いの親は後部座席で子どもの初運転を一緒に体験できる。
親子交通安全教室では、横断歩道の正しい渡り方を教わり、参加者が実際に体験し、安全確認の大切さを学ぶ。交通事故が起きる原因・シチュエーションを、子どもにも分かりやすく説明するほか、教習所の映像教材を使い、車の死角について親子で話し合い、「なぜ車の周辺で遊んではいけないか」を考え理解してもらう。
広報担当の齊藤千絵さんは「安全なまちづくり、地域の皆さまの交通事故ゼロを目指して今後も交通安全啓発を進めていきたい。家族の皆さんで参加いただければ」と呼び掛ける。
同様のイベントを指扇校で10月14日に行う。開催時間は10時~15時。