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埼玉県産小麦100%のうどん 大宮駅の老舗「駅そば」が期間限定で

大宮駅1、2番線京浜東北線ホームにある「駅そば」

大宮駅1、2番線京浜東北線ホームにある「駅そば」

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 埼玉県産小麦100%のうどんを使う「肉うどん」「ざるうどん」を大宮駅1、2番線ホームの「駅そば」が現在、期間限定で提供している。

埼玉県産小麦100%のうどんを使う「肉うどん」(関連画像)

 10~12人が入れる店内で、食券を使う昔ながらの「立ち食いそば」の同店。1日500人、多い時期で600人以上が来店するという。20年近く勤務し、現在は店長を務める岡本真利代さんは「ここで少なくとも40年以上営業している。関東の駅そばの『元祖』と言っていいくらいではないか。お店の名前もシンプルに『駅そば』。変更しようかという話もあったが、長く愛されている店なのでこのままで落ち着いた」と話す。

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 「かき揚げ天そば」「肉そば」「カレーそば」「月見そば」などのそばメニューは全て「うどん」に変更できる。「醤油(しょうゆ)ラーメン」「カレーライス」「豚丼」などラーメンやご飯ものといった定番的なメニューのほか、埼玉県産のネギと県産サツマイモをミックスしたかき揚げをのせる「さいたまそば」、自家製チャーシューをトッピングした「佐野ラーメン」などもそろえる。

 今回、駅周辺商業施設と鉄道博物館で開かれている「大宮駅RENKETSU祭」に合わせ、「埼玉のものを提供できたら」と、小麦粉の卸売りや麺類、焼き菓子の製造などを手掛ける「つむぎや・土田物産」(久喜市栗橋)とコラボし、同社の埼玉県産小麦100%のうどんを使ったメニューを提供することになったという。

 同社営業マネジャーの田島将弘さんは「国内で消費されている小麦のうち国産は10%くらい。当社では埼玉県産の中でも秩父や幸手の農家さんにお願いし、栽培が難しいがうどんにすると非常においしいものができると思う『農林61号』という小麦を作ってもらっている。非常に希少なうどんで、栗橋の店舗やネットでのみ販売している。調理されたものを提供しているのはここだけ。この機会に味わっていただきたい」と話す。

 つむぎやのうどんを使ったメニューは「ざるうどん」(420円)「肉うどん」(500円)の2種類で、合わせて1日限定40食。岡本さんは「『こしがあってもちもちしておいしい』と言っていただく」とほほ笑む。「立ち食いそばは毎日来てくださる常連のお客さまも多く、朝7時~9時台は、常連のお客さまがそれぞれ『いつもの』メニューを頼むことが多いので、新しいメニューが出るのは通勤ラッシュが終わってからくらい。午前中に来ていただけたら、つむぎやさんのうどんが食べられる可能性が高い。サバとかつお節のだしが効いた汁がおいしく、お子さま用に取り分け皿も用意しているので、どなたも気軽に来ていただけたら」と呼び掛ける。

 営業時間は7時~21時。同メニューの提供は11月30日まで。