暮らす・働く

ベンチャー企業支援「埼玉ベンチャーピッチ」 健康と美で自信と笑顔を

Mana'olanaの布施田さん

Mana'olanaの布施田さん

  •  

 ベンチャー企業を支援するイベント「埼玉ベンチャーピッチ」が10月24日、さいたま新都心のビジネスプラザさいたま(さいたま市大宮区吉敷町4)で行われた。

Esteemの和田さん(関連画像)

 埼玉県庁やさいたま市、トーマツなどが幹事となり開催している同イベント。「県内を中心とした大企業、ベンチャー企業、金融機関、公的団体でつくるイノベーションを生み出す場の創出」「県を超えたネットワークづくりの支援」「成長意欲の高いベンチャー企業との接触機会を提供することで、大企業の活性化を促す」という目的でおよそ2カ月に1度、大宮ソニックシティ、新都心ビジネス交流プラザなどで開いている。

[広告]

 毎回、「農業」「地域資源」などテーマに沿った企業が登壇。今回はさまざまな事情により自分に自信を持てなくなってしまった人に向けて、「自信と笑顔を取り戻すための製品」を開発する4社が登壇。「Health&Beautyで自信と笑顔を取り戻す企業」として自社のビジネスについて紹介し、約50人の来場者が熱心に耳を傾けた。

 登壇者は、胸が大きな女性に光を当てたアパレルブランド「overE」を運営するEsteem(エスティーム)の和田真由子さん、帝王切開や手術の傷跡をセルフケアするためのシリコーンゲルシート「レディケア」を製造販売するギネマムの中村泰久さん、乳酸菌生産物質を用いた機能性食品「うるおいラクト」を販売する光英科学研究所の村田公英さん、下肢装具に対応したスタイリッシュな靴の企画・開発・販売などを手掛けるMana'olana(マナオラナ)の布施田祥子さんの4人。

 川越から来場した大石懐子さんは「人が困っていることを解決するためのアイデアから事業を立ち上げるというのが素晴らしい。自分も川越で子ども向けプログラミング教室を運営しているので、勉強になる。事業を立ち上げてから広げていくところにも苦労があると思うので、こういう場はありがたい」と話す。

 Esteemの和田さんは「会社は東京に拠点を置いているが、起業前はさいたまに住んでいた。起業したいと思ってから創業・ベンチャー支援センター埼玉など埼玉の創業支援施設にお世話になった。当社の顧客数のナンバー2は埼玉でもあるので、これからも埼玉とつながりながら事業を拡大していきたい」と意気込む。

 Mana'olanaの布施田さんは障がい者となってから起業したことについて「障がいで諦めるという選択がなかった。おしゃれを楽しみたいのに、履きたい靴がない。それなら自分で作ろうと思った」と力強く話す。「1種類5色展開の商品をリリースし、現在開発中のものもある。障がい者向けの靴ではなく、誰でも履くことができるので、皆に普通に選ばれる靴として広めていきたい」とも。

 埼玉県産業労働部産業支援課の尾崎範子さんは「毎回テーマを変え、登壇者を探すのは大変だが、多くの来場者があり、イベント後の交流会でも活発な交流があり、私たちも登壇者の方から学ぶことも多い。今後も皆さまに関心を持っていただき、地域の活性化になるようなテーマを取り上げていくので、参加いただければ」と話す。

 次回は来年1月ごろに開催予定。