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岩槻・人形の東玉、今年の「変わりびな」発表 1位は「ありがとう安室ちゃん」

1位の今年9月に引退した安室奈美恵さんが、コンサートを行っている様子をモチーフにした「平成の歌姫 ありがとう 安室ちゃん」

1位の今年9月に引退した安室奈美恵さんが、コンサートを行っている様子をモチーフにした「平成の歌姫 ありがとう 安室ちゃん」

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  岩槻の「人形の東玉」(さいたま市岩槻区本町1、TEL 048-756-1111)が12月4日、今年の「東玉変わり雛(びな)」を発表した。

5位の西城秀樹さんと、関わりが深かった、ちびまる子ちゃんをモチーフとした、「秀樹さん まる子ちゃん ありがとう雛」となった。隠しキャラとして「ひょっこりはん」も

 その年、最も印象に残った出来事を全国から一般公募し、それらをモチーフにして、ひな人形を作るイベント。39回目を迎える今年は2660通の応募があった。上位5位までの出来事をモチーフに「変わり雛」を作る。背景を含めたひなの大きさは約25センチ四方。約1カ月の製作期間で人形製作の職人1人、背景製作の職人1人で仕上げる。

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 同社広報の稲垣隼人さんは「工房の職人に聞くと、日本人は顔の特徴を掴むのが難しいため本人に似せて作るのが大変だったと言う。変わりびなを通じてその年のニュースを形にすることでこれからも、世の中の出来事を記録していきたい」と話す。

 1位(563通)は、9月に引退した安室奈美恵さんがのコンサートステージの様子をモチーフにした「平成の歌姫 ありがとう 安室ちゃん」。担当製作者は「ラストツアーで着用していた衣装をイメージした。背景にはハートを描き、多くの方に愛されていたことを表現した。ハートと「26」は、LEDライトで制作し、安室奈美恵さんの輝きを演出している」と話す。

 2位(512通)は、平昌オリンピックで共に金メダルを獲得した、羽生結弦選手と小平奈緒選手をモチーフにした「平昌で大活躍 氷上の輝き雛」。

 3位(468通)は、共に日本人初の快挙を達成した、大坂なおみ選手と大谷翔平選手をモチーフにした「大谷 大坂 世界へ大躍進雛」。

 4位(375通)は、日本人5人目となるノーベル生理学・医学賞受賞を、果となった本庶佑特別教授夫妻をモチーフにした「世界の命を救え! ノーベル賞雛」。

 5位(321通)は、今年5月に亡くなった、西城秀樹さんと、作家・さくらもも子さんの作品「ちびまる子ちゃん」をモチーフとした「秀樹さん まる子ちゃん ありがとう雛」となった。隠しキャラとして「ひょっこりはん」も製作。「気付く人がいたらうれしい」と稲垣さん。

 同社の戸塚大介社長は「来年は今年よりも、もっと良いものが作れたらいいなと思っている。ぜひ今年の変わりびなを見に来ていただけたら」と呼び掛ける。人形はそれぞれ一点物で販売はしていない。撮影可能。

 営業時間は10時~18時。入場無料。5月5日まで。