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大宮で子ども向けeスポーツイベント 格闘ゲーム「ARMS」対戦会

実況解説付きで行われた決勝トーナメント

実況解説付きで行われた決勝トーナメント

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 Nintendo Switch用格闘対戦ゲーム「ARMS(アームズ)」を使った小学生以下限定の交流・対戦会が1月27日、貸会議室24(さいたま市大宮区仲町2)で開催された。主催はさいたまeスポーツ協会。

さいたまeスポーツ協会会長のきこぴのさん

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 さいたま市で子育て支援の仕事をするきこぴのさんが2018年10月に立ち上げた同協会の初めてのイベント。「eスポーツ」とはエレクトロニック・スポーツの略で、コンピューターゲームでの対戦競技を指す。当日は3歳から小学6年生まで幅広い年代の子どもとその親が約40人集まり、トーナメント形式の対戦会を楽しんだ。

 ARMSは2人で対戦する格闘ゲームで、両手にコントローラーを持ったプレーヤーが腕を前に出すと、画面上のキャラクターも「アーム」と呼ばれる伸びる腕でパンチを繰り出す。イベント冒頭には操作方法を初心者にも分かるようボランティアスタッフが説明し、その後参加者20人を4ブロックに分けて予選トーナメントが行われた。各ブロックを勝ち抜いた4人による決勝トーナメントは会場前方の大型モニターに映し出され、スタッフがマイクで実況解説。「いけるいける」「まだ諦めるな」と、子どもも大人も声援を送りながら見守った。僅差でのタイムアップ、ノックアウト寸前での逆転劇と熱い試合が続き、会場全体が「おおー」とどよめく場面や、勝者が思わず雄たけびをあげる場面もあった。

 トーナメントを制したのは、東京から参加した小学5年生のイブくん。優勝トロフィーを手渡されると「順調に勝ち進められたので良かった。これからもARMSを続けたい」とコメント。ARMSは2017年の夏から始めたといい、「ARMSは操作方法が簡単で、いろんな人が楽しめる。今はスマブラ(『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』)に人が引っ張られているが、ARMSにも戻ってきてほしい」とも。イブくんの母は「対戦ゲームは相手が強くなればなるほど、自分も強くなるよう努力と工夫が必要で、終わりがない。息子も『もう嫌だ』と何度も心が折れながら強くなった経験があり、この経験は人生に大切なことだと思っている。今日のスタッフの皆さんをはじめ、ARMSでつながったコミュニティーの温かさにも助けられている」と話す。

 きこぴのさんは「今の時代は近所付き合いや、放課後に駄菓子屋へ集まって遊ぶようなコミュニティーが減っている。コミュニティーは子どもの発達にとって大切なもの。私自身が好きなゲームで、子どもが活躍できる場を作りたかった。初心者も経験者もみんなまぜこぜで、年齢に関係無く楽しめるコミュニティーを作れたら」と、協会を立ち上げた理由を話す。最初のイベントにARMSを選んだ理由については、「私が大人になってから『ゲームって楽しい』と最初に感じたのがARMS。オンラインでもつながることができるが、実際に集まってやるのが一番楽しい」と言う。今回のイベントのボランティアスタッフ7人も、きこぴのさんがARMSで知り合った仲間だという。

 きこぴのさんは「今後は2カ月に1度くらいのペースでイベントを開催していきたいし、いつかeスポーツの運動会をやってみたい。自分がやったことのないゲームの様子ものぞいたりして、いろいろなゲームをやっている子ども同士の交流につながればうれしい」と意気込む。

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