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ルミネ大宮で老舗パン店「オギノパン」が期間限定販売 あんぱん求め連日行列

笑顔で商品を勧める「オギノパン」のスタッフ

笑顔で商品を勧める「オギノパン」のスタッフ

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 「丹沢あんぱん」で知られる「オギノパン」(神奈川県相模原市)がルミネ大宮1(大宮区錦町630)2階正面口特設会場で期間限定販売を行い、連日行列の賑(にぎ)わいをみせている。

手前から「紫いも」「玉露」「五穀(小豆 米 はと麦 あわ きび)」(関連画像)

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 相模原市に工場を持つ同社は1960年(昭和35年)創業。人気商品は工場の立地する丹沢山系にちなんで山をかたどった「丹沢あんぱん」(150円)で、あんぱんの定番である「つぶあん」「こしあん」のほか、「れもん」「かぼちゃ」などの変わり種もある。今回の期間限定販売では12種類のあんぱんのほか、シナモンロール(160円)やコーヒーサンド(150円)など10数種類のパンも販売している。さいたま市での販売は今回が初めて。

 同社の担当者は「他の地域で行う同様のイベントで売れる個数は1日に2000~3000個ほど。大宮では1日に5000~6000個売れている。あまりの売れ行きに営業時間終了前に完売してしまうこともある」と満面の笑顔。最も来客数の多い時間帯である18時~20時ごろには会計待ちの長い行列ができるほど。売れ筋は「丹沢あんぱん」の「つぶ」と「こし」。

 大宮の実家を訪ねた帰りに立ち寄ったという熊谷市のパート勤務の50代の女性は「購入は今回が2回目。あんが濃厚でとてもおいしかったので、また買いに来た。販売期間終了までにもう1~2度来たい」と「つぶ」「くり」「ゆず」「紫いも」の4種類のあんぱんを購入していた。

 あんぱんは国産小麦を使用し、一つ一つ職人が手包みして作っている。担当者は「今回の期間限定販売でとても好評をいただいているので、ぜひまた、さいたま市で販売したい。もう一つの人気商品である『あげぱん』は設備の関係で今回用意できなかった。大宮の皆さんにもぜひ味わっていただきたいので、相模原の工場の直売所にも足を運んでいただければ」と話す。

 営業時間は10時~21時(日曜は20時30分まで、パンが売り切れ次第終了)。7月2日まで。

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