JR大宮駅直結の「ルミネ大宮LUMINE2」(大宮区錦町)1階のフードエリアが7月、リニューアルオープンした。
「飲み物いらずの食感」が売りという「治一郎のバウムクーヘン」
17日・22日の2回に分けてリニューアルした同エリアは「デイリーマルシェ」をコンセプトに、木漏れ日を演出した天井や並木道をイメージした通路など「マルシェを連想させる空間にした」という。スイーツやドリンク、スナック菓子店など13店が並び、うち7店が初出店。自分用おやつや、手軽なギフト、贈答品までさまざまなシーンで活用できる店をそろえる。
新設の洋菓子店「治一郎」は、「飲み物がいらないほどのしっとり感が特徴」という「治一郎のバウムクーヘン(1,296円)」のほか、北海道産の原乳から仕上げたクリームをバウムクーヘンと同じ素材の生地で職人が一つ一つ手巻きする「治一郎のロールケーキ(1,296円)」、卵黄と生クリームを混ぜ合わせた「治一郎のプリン(378円)」などを販売する。販売事業部のスタッフは「『治一郎のバウムクーヘン』のしっとり感のある生地は、卵黄と卵白を別に泡立てたメレンゲを使うのがこだわりの一つ」と話す。
埼玉県内初出店となる「Cow Cow Kitchen」は、「工房一体型」店舗として、店内のオーブンで焼き上げるパイ生地に北海道産ミルククリームを絞り込んだ「ミルクパイ(270円)」を販売する。販売部の担当者は「ミルクパイの生クリームは、じっくり時間をかけて低温殺菌することで、本来のうまみをそのまま味わえるよう仕上げた。2種類の生地の食感と共に味わっていただければ」と話す。チーズ風味のチョコレートがサンドされたクッキーや、ミルクチーズケーキも用意する。
大阪道頓堀に本店を構え、ルミネ初出店のたこ焼き店「たこ家道頓堀くくる」では、「仕上げに白ワインをふることで、中も外もふっくらとろける食感になるのが特徴」という「たこ焼き(550円~)」や「明石焼(680円~)」を販売する。全国に展開する同店でたこ焼きを焼く「焼きマイスター」の全国トップを競う大会「TAKO-1グランプリ」で昨年度優勝したというスタッフは「たこ焼きを焼き続けて約20年になる。おいしく焼くコツは、ただひたすら焼き続けること、そして『おいしくなれ!』と気持ちを込めること」と笑顔を見せる。「一人1日7000個ほど焼くこともある」という同店はイートインスペース併設で、女性の利用が多いという。
ルミネ大宮営業部の担当者は「夏休みシーズンということもあり学生の利用も多く見かける。スイーツ店の袋を持ってほかのフロアでショッピングを楽しまれているお客さまも増えてきているので、同施設内での幅広いジャンルの買い物を楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~21時(日曜日は20時30分まで)。