チーズティー専門店「FORTUNER tea-box(フォーチュナー・ティーボックス)さいたま新都心店」が8月8日、さいたま新都心の商業施設コクーンシティ(大宮区吉敷町4)にオープンした。
チーズ林檎ほうじ茶ミルクティー(中央)、チーズストロベリーティー(右)、チーズ抹茶オレ(左)
2018(平成30)年8月、東京・原宿にオープンした同店。 さいたま新都心店が5店舗目で、埼玉県内初出店となる。
チーズティーは台湾発祥といわれる「デザート感覚のドリンク」で、さまざまなフレーバーのドリンクの上にチーズフォームがトッピングされている。台湾や東南アジアでは移動中のビジネスマンも手軽に飲める朝食としても親しまれているという。
同店では「お茶ベース」「ミルクティーベース」「フルーツベース」の3つをベースに、20種類のドリンクを用意する。チーズフォームは岩塩のトッピングあり・なしの2種類を店内厨房(ちゅうぼう)で手作りし、ベースのドリンクに合わせて注ぐという。代表の菊池丈さんは「海外発祥のチーズティーを日本人の味覚に合うようアレンジしている。チーズフォームは、うちのお茶との相性を考えて作ったオリジナル」と話す。トッピングでタピオカを追加することもできる。
ドリンクは、甘さや氷の量のほか、ふたやストローもカスタマイズできる。ふたは、ストローの刺し口がある「スマートリッド」、そのまま口をつけて飲む「ダイレクトリッド」の2種類から、ストローは飲み口がハート形のものと丸形のものから選べ、「好みのスタイルでドリンクを楽しめる」という。担当スタッフは「お薦めは『ダイレクトリッド』のふたで、直接ドリンク上層のチーズフォームを味わっていただけること。チーズフォームで『口ひげ』ができるので、かわいらしく『インスタ映え写真』を撮っていただければ」と笑顔で話す。飲み進めると下層のお茶の味わいが広がり、好みでチーズフォームとお茶と混ぜて飲むと、さまざまな味わいが楽しめるという。
カップの「口ひげ」をつけた女の子のイラストは店舗ごとに違うデザインで、その地域に住んでいそうな女の子をイメージしたキャラクターをイラストレーターが手掛けているという。さいたま新都心店は、埼玉県の県章「まが玉」がデザインされた服を着たキャラクターが描かれている。
担当スタッフは「オープン後、『都内で飲んでいたチーズティー店が近くにできてうれしい』、『チーズフォームとお茶の組み合わせが絶妙』などうれしい声をいただいている」と話す。「女性には『チーズ林檎(りんご)ほうじ茶ミルクティー(Mサイズ=490円、Lサイズ=590円)』がお薦め。リンゴの香りとほうじ茶の後味が感じられ、ミルクティーベースで飲み口もやわらか。無糖のお茶ベースのものだとチーズフォームと合わさってもすっきりした飲み口なので、男性にも飲みやすいと思う」とも。
菊池さんは「若者のお茶離れが進んでいるが、チーズティーを皮切りにお茶を身近に感じてもらえるきっかけになれば。ゆくゆくは、日本の茶葉を国内はもちろん海外にも広めていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~21時。