台風15号で、9月9日の大宮駅は早朝から大幅な交通機関の乱れによる通勤通学などの利用者への影響が出た。
関東地方を直撃した台風15号のため、大宮駅を通る京浜東北線、埼京線、高崎線、宇都宮線、湘南新宿ライン、上野東京ラインは始発から運転を中止することが9月8日夕方に発表された。発表時点では8時ごろの運転再開を予定していたが、京浜東北線は倒木の影響で再開が大幅に遅れたほか、各線も再開がずれ込んだ。
10時45分ごろに通勤のため大宮から列車に乗ろうと来た大宮区の30代会社員は「10時ごろにJRのサイトが見られなくなってしまった。ツイッターで調べたら大宮駅はそこまで混雑はしていないということだったがホームで待っている人が多かった。前日にJRが朝の運転を中止すると知れたので、利用者としてはありがたかった」と話し、「有楽町駅まで行く予定だったが、京浜東北線が混んでいるので上野東京ラインで上野まで行く」と足早に向かっていた。
新幹線で東京へ向かおうと、新幹線の切符売り場に並ぶ人も多く見られた。
13時43分現在のJR東日本の情報では、大宮駅を通る線は運転を再開しているが、遅れや一部運休が出ている。
13時10分現在、さいたま市は警報・注意報が解除され、雨はやみ晴れ間が広がっている。