台風19号接近にともない、さいたま市は10区それぞれ災害対策本部を10月12日設置し、住民からの避難相談などの対応に追われている。
中央区では10時に設置されて以降、避難の相談、土嚢の要請などの電話が相次いでいるという。12日16時時点で、道路冠水など21件の被害報告があり「今後ますます増えると思う」と同本部の担当は心配する。
予報によるとさいたま市では台風の影響は16時以降さらに大きくなり、21頃に市上空付近を台風が通過する見込み。
「住民の皆さまは、台風情報に注意し、避難が必要な場合は安全を確保し迅速な行動を。高台や高層階にお住まいの場合でも情報に引き続き注意していただき、万が一に備えてほしい」と呼び掛ける。
市発表の最新情報は、さいたま市防災課のページ「さいたま市危機管理防災気象情報」で確認できる。