全県経営研究集会が10月29日、大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区桜木町1)で開催される。主催は埼玉中小企業家同友会。
「中小企業の経営をよくしたい」と1957(昭和32)年に東京で「日本中小企業家同友会」を設立し、その後全国に広がり、埼玉中小企業家同友会は1974(昭和49)年に設立した。現在では全国47都道府県に同友会あり、約4万5000社が加盟、埼玉県では1000社が活動している。
各県の同友会が交流し、時代変化に適応した企業づくりの方向性を学び合うために「全県経営研究集会」を1975(昭和50)年から行っている。
昨年は「高い志を持って、企業づくり、地域づくり、同友会づくりへ挑もう~私たちが次の時代を切り拓く力になる、誰もが輝く社会の創造~」をテーマに講演会などが行われた。
今年のテーマは「広げよう学びの輪 磨こう経営の力」で「人間尊重の経営」と「強靭な経営体質の企業」で豊かな地域づくりに貢献することをテーマに複数の講師が講演する。第1部の基調講演ではやんばるライフ専務の比嘉ゑみ子さんが「人を生かす経営」について話し、第2部では分科会として、東和建設の専務・小林正人さん、ヴィ・クルーの佐藤全社長、シーキューブソフト・佐々木喜興社長、東上セレモサービス取締役・小山秀朗さん、ディクタクス齊藤壽和社長、大宮鍍金工業の出野哲也社長が講演する。2部終了後には懇親会を行う。
同会事務局の担当者は「会員の皆さまはもちろん、会員外の経営者、中小企業と関わりがある行政の関係者の皆さまなどに聞いていただきたい内容。中小企業は今後の日本を支える重要な立ち位置にいる。お互いに切磋琢磨し、地方、そして日本を元気にしていけたらと思っているので、会員問わず気軽に参加していただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は13時~20時30分(受付開始12時30分)。参加費は5,000円。問い合わせは電話(TEL 048-747-5550)で。