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大宮「ストリートランチ」が再開 新型コロナ影響の飲食店支援にも

「チャイバミ」の出店

「チャイバミ」の出店

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 地域の飲食店がランチタイムに沿道で出店する「ストリートランチ」が2020年6月4日、大宮東口、氷川緑道西通線沿いの逸見ビル(さいたま市大宮区大門町3)1階の「軒先テラス」で再開した。主催はアーバンデザインセンター大宮(UDCO)。

中華風にアレンジしたバインミー

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 街路沿道を有効活用する社会実験「おおみやストリートテラス」の一環。市の所有する都市計画道路などの低未利用地を活用し、飲食店の出店などで沿道に経済効果とにぎわいを創出することを目的として2020年2月3日にスタートした。

 2月・3月は毎週月曜にベーグルショップの「Bagel Lapin(ベーグル ラパン)」が出店していたが、新型コロナウイルスの影響で4月以降開催を休止していた。今回、出店数を4店に増やし再開した。

 さらに6月9日からは、西通線・旧16号交差点部の道路予定区域にある「キッチンカーテラス」でキッチンカー販売も開始。販売員のマスク着用や行列時のソーシャルディスタンスの確保などの感染症対策を徹底しながら営業している。出店は、ベトナムのサンドイッチであるバインミーを中華風にアレンジしたチャイニーズバインミー専門店「チャイバミ」、石釜ピザの移動販売店「FELICE(フェリーチェ)」、普段は大宮でカフェを営む「クロブチカフェ」、唐揚げを提供する「元亀商店」。

 同団体の新津瞬さんは「大宮駅周辺に屋外でランチできる場所を増やしたいと始めた取り組みだが、テークアウト販売のため、新型コロナウイルスのあおりを受け、営業する場所を失った飲食店を支援することもできる。できるだけ多くの店を支援すべく、現在1日1店が出店しているが、できるだけ多くの店を支援すべく、出店頻度や出店数を増やしていければと考えている」と話す。

 チャイバミは、大宮東口にある中華バル「Moonshine(ムーンシャイン)」が運営している週2日の出店で、スイーツ系と食事系のバインミーを販売する。同店の星野剛久さんは「バインミーの中身は都度変更していくので、さまざまな種類を楽しんでもらえる。焼くとより一層おいしく食べられるので、トースターも用意している。野菜をたっぷり食べられる気軽なアジアの食べ物として、バインミーを多くの人に知ってもらいたい」と話す。

 6月の開催時間と出店者は、軒先テラス=11時~14時。月曜・木曜はチャイバミ、水曜はクロブチカフェが出店する。キッチンカーテラス=11時~18時。火曜はFELICE、日曜は元亀商店。7月以降は変更する。

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