食べる

大宮土産「大宮ナポリタンフライドパスタスナック」が新パッケージ

大宮ナポリタンスナックと三州製菓の斉之平一隆さんと大宮ナポリタン会の清水清津里副会長

大宮ナポリタンスナックと三州製菓の斉之平一隆さんと大宮ナポリタン会の清水清津里副会長

  • 35

  •  

 三州製菓(埼玉県春日部市)は「大宮ナポリタン フライドパスタスナック」を9月23日、リニューアル発売した。

大宮ナポリタンフライドパスタスナック

[広告]

 「埼玉の新名物を作りたい」という埼玉県民有志による「埼玉みやげラボ」のアイデアによって企画された同菓子。大宮ナポリタン会メンバーが味の評価を担当し、パッケージは埼玉みやげラボが協力した。

 大宮はかつて「鉄道のまち大宮」として栄え、ナポリタンは駅周辺の喫茶店などで鉄道員や工場マンがよく食べていたとされる。「大宮ナポリタン」は旧大宮市内に店舗がある飲食店が、具材に埼玉県産野菜を1種類以上使い提供するという条件があり、地域活性化にも貢献している。

 埼玉みやげラボが協力した最初の商品のパッケージは箱型で、中に小分けの袋が内包されていた。今までの用途としての手土産や観光土産といった需要が新型コロナウイルスの影響により減っているため、新たな顧客を開拓しようと、1袋60グラムと小ぶりで中身の見える袋に一新した。中身は変わっておらず、パッケージには大宮ナポリタンと鉄道のイラストがデザインされている。

 同社の斉之平一隆専務は「プチギフトや自分用としての利用など、気軽に手に取っていただきやすいサイズになっている」と話す。「このスナックが実際に店に足を運び『大宮ナポリタン』を食べようというきっかけになり、新型コロナウイルスの影響を受けている大宮の飲食店に活気を取り戻す一助になれば」とも。

 清水園若おかみで大宮ナポリタン会清水清津里副会長は「清水園に会合で全国から集まる人たちから、『大宮土産があったら買いたいのでお薦めを教えてほしい』とよく聞かれるため、この菓子はぴったり。大宮ナポリタンは、わざわざ食べに来てくれる人がいる人気メニューの一つなので、土産として持っていくと話題にもなるはず」とほほ笑む。

 価格は389円。販売場所は大宮ナポリタン加盟店、JR大宮駅NewDays、鉄道博物館、埼玉産物産観光館「そぴあ」などを予定。清水園2階の「ブラッスリーシャトレー」でも販売している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース