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ノーザンハートきたまちに手作り「アマビエフラッグ」 コロナ禍でも地域皆で前向きに

さいたま北部医療センター向かいに掲揚されたアマビエフラッグ

さいたま北部医療センター向かいに掲揚されたアマビエフラッグ

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 ノーザンハートきたまち(さいたま市北区宮原町1)に11月17日から、「アマビエフラッグ」が掲揚されている。

地域の人々が色付けした色鮮やかなうろこ

 アマビエは古くから日本に伝わる妖怪で、その姿を描き写すと疫病退散の利益があるといわれている。長髪でくちばしがあり、うろこのついた体が特徴。新型コロナウイルス感染症の流行を受け、SNSではアマビエ柄のTシャツやマスコット、スイーツなどの写真が投稿されるなど話題を呼んでいる。

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 同旗は、下描きしたアマビエの絵に色付けしたうろこを一枚ずつ貼り合わせたもので全長5メートル×4メートル。アマビエの絵は、埼玉県立大宮光陵高校美術科1年生の上樂香菜恵さんが制作。全40枚のうろこは、大宮白百合幼稚園の園児のほか、きたまちしましま公園周辺で働く人々など地域の人々が色付けした。

 きたまち発展会事務局の高橋るりさんは「さいたま北部医療センターへ伺った際、普段とは違う院内の様子を目の当たりにした。閑散とした公園やきたまちの施設を見て『自分にできることは何か』を考えた」と話す。

 アマビエのうろこは、それぞれの自宅や職場で色付けしたものを集めることで感染症対策を実施。「自分が担当するうろこの隣がどのような絵柄なのか分からずに色付けするので、アマビエ全体の出来上がりは掲揚時のお楽しみにしていただけたのでは」と高橋さん。アマビエの下描きを担当した上樂さんは「うろこにきたまちの皆さんが描いてくださった模様が入ったことで、より生き生きとしたアマビエになったと感じた。この旗を見てくださる皆さんの願いが叶いますように」とほほ笑む。

 同旗は、ノーザンハートきたまち内のショッピングモール「ステラタウン」のウィンターイルミネーションに合わせ毎日16時からライトアップされる。高橋さんは「ステラタウン周辺では12月1日から、10本のクリスマスツリーを巡るスマートフォンを使ったクリスマスイベントも開催するので、お買い物の際はぜひ地域の皆で作り上げたアマビエをご覧いただければ」と話す。

 掲揚期間は2021年2月14日まで。ライトアップは16時~22時。