大宮経済新聞が2月1日、創刊から8周年を迎えた。
大宮経済新聞は、大宮駅近くで2012(平成24)年からコワーキングスペースやシェアオフィスなどの施設を運営しているコミュニティコムが、2013(平成25)年2月1日に開設し、運営している。代表の星野邦敏さんは「コワーキングスペースを運営していることで地域で活動しているプレーヤーの人たちが来てくれて知り合うことができた。しかしながら、施設運営は来てもらうことを前提としている。自社で地域メディア媒体を持つことで、こちらから街で活動している人たちに取材を通じて会いに行くことができるようになった」とメディア運営の意義を話す。
平日1日1記事を目標に、街のハッピーニュースを取材して記事にしている。昨年から今年にかけては、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、イベント自体が無くなったり、移動が制限されたりして、思うように取材ができなかった。
「この8年間で延べ1500人以上の大宮周辺地域で何かしらの活動をしている人たちと接点を持って情報を発信してくることができた。コロナ禍の中で9年目を迎えるが、その中でも街が元気になるような記事を書いていきたい」と星野代表。
「大宮周辺地域で、こういうお店ができた、こういうイベントがある、という情報を取材をして発信することで、その記事を読んだ人が、それなら行ってみよう、それなら自分でもやってみよう、となり、人が動くことから地域活性が起きればと思っている。これからも街の活動の記録係になれれば」と9年目の抱負を話す。