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さいたまにフルーツサンド専門店「満天堂」 プリンアラモードや焼き芋サンドも

色とりどりのフルーツサンドが並ぶショーケース

色とりどりのフルーツサンドが並ぶショーケース

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フルーサンド専門店「満天堂」蓮沼店(さいたま市見沼区蓮沼)がオープンして1カ月がたった。

満天堂蓮沼店外観(フルーツサンド満天堂提供)

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 今年8月16日にオープンした松飛台店(千葉県松戸市)に続く2店舗目となる同店。経営するプラーナ(茨城県つくば市)は、「モスバーガー」のフランチャイズ2店舗でスタートし、現在はラーメン店11店舗と唐揚げ店7店舗、全23店舗を経営する。「満天堂」の店名には「笑顔満天、ボリューム満天」という思いを込めているという。

 飲食事業部部長の下村真一さんは「かねて女性がもっと活躍できる業態にしようと検討する中で、コロナ禍での世の中の変化にも合わせ、新しくスイーツの事業に着手した」と話す。この事業のために同社に入社したという山内絵理香さんは「埼玉に在住していたこともあり、埼玉で開店したかった。ご縁があり、見沼区の近隣の店や人に活気を感じてこの場所に決めた」と話す。「この場所なら多くのお客さまに利用してもらい、目指していた地域の方に愛される店作りができるのではないかと強く思った」とも。

 フルーツサンドに使う生クリームは乳脂肪分47%の北海道産の新鮮な生乳を使う。山内さんは「濃厚だが重くないクリームにこだわった。ミルク感たっぷりで深いコクと滑らかな口溶けが特徴。フルーツはこれまでの飲食業界のつながりから、経験豊富なバイヤーによって旬のものを選んで仕入れている」と話す。山内さん自身もフルーツインストラクターの資格保持者で、「旬の果物を取り入れ、コロナ禍でテークアウトの需要が増える中、持ち帰って家の中で楽しめ、見映えがし、鮮やかで、気持ちがワクワクする、ケーキを超えるようなフルーツサンドにしたかった」とほほ笑む。見沼区内から訪れた客は「甘党ではない私もここのフルーツサンドは最後までペロッと飽きずに食べられて本当においしい。手土産にしても喜ばれる」と話していた。

 「ミックスサンド」(594円)、「みかんサンド」「パイナップルサンド」(以上518円)などの定番商品のほか、新商品の「チョコバナナサンド」(507円)、「プリンアラモード」(702円)、「焼き芋サンド」(518円)の販売も始めた。「チョコバナナサンドは大変好評。フルーツではないが焼き芋サンドもお薦め」と山内さんは話す。

 午前中は全種類がそろう。開店から1カ月が過ぎ、近隣での買い物ついでに来店する家族連れや男性のリピーター客も増え、1人当たり3~4個を購入する客が多いという。下村さんは「オープンを楽しみにしていただいていたお客様の多さに驚いた。フルーツサンドは手軽に食べられることも魅力の一つ。ボリューム満点のフルーツサンドを思い切り頬張って欲しい。これからも地域のお客様の期待に応えられるよう、どんどん新作サンドを提案していきたい」と意気込む。

 営業時間10時~19時(売り切れ次第終了)。

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