「宇宙劇場まつり」が1月22日、さいたま市宇宙劇場(さいたま市大宮区錦町、TEL 048-647-0011)で行われる。
最大280人を収容できるプラネタリウムドーム 「ケイロンIII」が星空を映し出す
1987(昭和62)年8月に開館し、2017(平成29)年4月からは17等星までの約1億個の星を映し出すことができるという五藤光学研究所製「ケイロンIII」での星空の投映や解説を行う同施設。さいたま市出身の宇宙飛行士・若田光一さんが名誉館長を務める。
同イベントは年一度の開催で、今年は現在国際宇宙ステーションでミッションを行う若田さんにちなみ「若田光一宇宙飛行士 5度目の宇宙滞在記念」をテーマにプログラムを企画したという。
当日は、若田さんが宇宙飛行士として活躍する様子を45分にまとめた「特別投映 若田光一の宇宙」のほか、星空の投映を背景にプラネタリウムドーム内で消防音楽隊による生演奏が楽しめる「ファミリーコンサート」、赤ちゃん連れのファミリー向け「ベビープラネタリウム」、ドーム内での当日の星空や特定の天体の生解説後に同施設の屋上で天体望遠鏡を使って天体観測を体験できる「星を見る会」など5つのプログラムを実施。ドーム外で子どもが楽しめるワークショップも企画中だという。
広報担当の伊東かなさんは「解説員はお客さまの顔ぶれを見ながら解説方法を変えたり、アドリブを加えたりするなど、ライブ感も大事にしている。この日しか味わえない企画と解説を楽しんでもらえたら」とほほ笑む。「『わくわくへの架け橋に』が当館のミッション。当イベントで、プラネタリウムデビューしたり、座って解説を聞いたりするだけではないプラネタリウムの楽しみ方に触れたりすることが、地域の皆さんの新たなわくわくにつながれば」とも。
当日の開館時間は9時30分~19時(最終プログラム終了は20時)。当日最初のプログラム「ベビープラネタリウム」のみ9時30分~、その他のプログラムは開始時間の1時間20分前から同館チケット販売機でチケットを販売する。料金は各プログラム共、大人=620円、小人=310円、3歳以下無料(「消防音楽隊 ファミリーコンサート」は無料のため指定時刻より整理券を配布)。「星を見る会」後半の屋上観望会は天候により中止の場合あり。ワークショップのみの参加も可。