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さいたまで3年ぶりの「消防出初式」 迫力の防災訓練に歓声

地元とび組合による伝統のはしご乗り

地元とび組合による伝統のはしご乗り

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 新春恒例の「さいたま市消防出初式」が1月8日、大宮消防訓練場(さいたま市大宮区天沼町1)で行われた。

消防団員ら約1200人が参加

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 コロナ禍で2021年は中止、2022年はウェブ開催となり、有観客による出初式は3年ぶりとなった。さいたま市消防団、消防局、少年消防団をはじめとする各関係団体から約1200人が参加。市長訓示や表彰などの式典の後、人員部隊視閲、分列行進、消防部隊訓練、木やり流し・はしご乗りなどを披露した。

 消防部隊訓練では屈折はしご車やヘリコプターを用いた高所救助訓練を行い、本番さながらの迫力ある様子に観客から歓声が上がった。要救助者の探索にドローンとタブレット端末を用いる最新技術も紹介した。

 会場内には消防局車両を展示。緊急車両設備を間近で見られるとあり、子どもたちを中心に観客が列を作った。さいたま市中央区から家族で訪れていた4歳の男児は「いろいろな消防車やヘリコプターが近くで見られて楽しかった」と笑顔を見せた。

 地元とび組合員らによるはしご乗りでは「遠見(とおみ)」や「肝つぶし」など伝統の技の数々を披露。観客は大きな拍手を送った。最後は消防団の車両5台による一斉放水を行い、空高く伸びる水柱がフィナーレを飾った。

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