![「メルカドマヤ」加藤さん](https://images.keizai.biz/omiya_keizai/headline/1687919298_photo.jpg)
「メキシコ文化を知る」会が7月1日、メキシコ料理店「メルカドMAYA(マヤ)」(さいたま市大宮区宮町1)で行われる。
4月にシェアキッチン「CLOCK KITCHEN in Seagull(クロックキッチン・イン・シーガル)」を利用して週1回営業した同店。店主の加藤真矢さんはさいたま市出身で、カナダ留学中にメキシコ人の男性と出会い結婚。メキシコで生活した8年間に義母から家庭料理を教わった。メキシコのレストランで食べた味や、義理の母から学んだ味を参考に、家庭で料理をする中で夫に食べてもらいながら、メキシコ料理の腕を磨いてきたという。
毎週水曜に営業する「メルカドMAYA」では、小麦粉で作られた大きめのトルティーヤで肉・煮豆・米・チーズ・アボカド・サルサなどの具材を包んだ「ブリトー」やトマト味のスープ「アステカスープ」などを提供している。
「メキシコという国の存在は知っていても、具体的なメキシコ料理は文化についてはあまり知られていない」と感じた加藤さんは、メキシコ文化を伝える機会を企画。当日は、メキシコの蒸留酒「メスカル」やメキシコ料理のほか、メキシコでは何がはやっているかなどメキシコの「今」ついても紹介。その後、メスカル2種類の飲み比べ、メスカルサワーブリトーを試食する。
加藤さんは「日本でメキシコのお酒といえばテキーラが有名だが、メスカルはリュウゼツランという植物から作られるお酒で、テキーラよりも歴史があり、最近のメキシコでは若い人にも人気がある。テキーラとは違うおいしさもあるので、お勧めの飲み方をお伝えできたら」と話す。
開催時間は11時30分~。定員15人。参加費は4,000円。要事前申込み。