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大宮におむすび専門店「ふじ」 全国のおかずを具材に「ご当地おむすび」も

店主の横溝マイコさん(左)と娘の梨紗子さん

店主の横溝マイコさん(左)と娘の梨紗子さん

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 持ち帰りおむすび専門店「ふじ」(さいたま市大宮区桜木町2)が5月15日、大宮駅西口にオープンした。

具だくさんの「おかずおむすび」

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 店主の横溝マイコさんは、飲食店の勤務経験を生かして自分の店を持ちたいと開業を決意。2人の娘に相談したところ、手伝いを名乗り出てくれたことも開業を後押しした。

 「おむすびを、もっとおいしくバランスよく、自由に食べてほしい」との思いから、具だくさんのおにぎりを豊富にそろえる。日替わりの「おかずおむすび」(350円~)は、「ソーセージハムエッグ」「塩サバレモンと卵焼き」「レモン納豆天」「コロッケチーズあぶり」など。薬膳を学んだ経験のある横溝さんが、彩りや栄養のバランスを考えて組み合わせているという。

 看板商品は、47都道府県のおかずを具材にした「ご当地おむすび」。店が大宮駅から鉄道博物館へ向かう道沿いにあり、横溝さんが旅好きで全国の料理を食べ歩いた経験から思いついたという。ご当地おむすびは各県2品ずつを企画し、全県を巡る予定。既に全国のご当地おむすびアイデアをノートに書き留め、試作を重ねている。

 5月31日までは埼玉をテーマにした「みそポテトくるみ添え」(350円)と「しゃくし菜ゴマ油炒めのまぜごはんむすび」(180円)を販売している。秩父名物の「みそポテト」には秩父みそを使う。

 定番おむすびの「名物ふじしゅうまい」(280円)は、横溝さんの母の得意料理「もち米しゅうまい」をおむすびにアレンジしたもの。横溝さんは「豚肉・タマネギ・ショウガ・もち米など、体を温めて疲れを取る食材を組み合わせた。おにぎりで体も心も健やかになってほしい」と話す。 

 営業時間は7時30分~15時(土曜・日曜・祝日は11時~)。

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