さいたま新都心の新都心ビジネス交流プラザ(さいたま市中央区下落合5)で、コミュニティービジネス入門講座が開講される。
コミュニティービジネスは、地域資源を生かしながら地域の課題をビジネスの手法で解決する、新しいビジネスのあり方。一過性の商取引ではなく、地域の人材やノウハウ、施設や資金を活用することで、地域に新たな雇用を創出するほか、働きがいやいきがいを生み出すことで地域コミュニティーの活性化を図るものとして関心が高まっている。
今回の講座は、コミュニティービジネスに関心があるが具体的なきっかけや方法が分からない人やきっかけを求める人に向けて、公益財団法人さいたま市産業創造財団が企画した。
講師は、地元の高齢者を集めて孫育てグッズの製作と販売を行うコミュニティービジネスを実践する「BABAラボ」(南区鹿手袋)代表の桑原静さんと、全国各地で地域資源活用や農相公連携の支援実績のある高島利尚さん。コミュニティービジネスの特徴についての総論から、具体的な事例を通した各論までを、全3回の講座を通して紹介する。
開講日は2月16日・23日と3月2日。受講費は3,000円で、定員は30人。詳しくは同財団支援・金融課(TEL 048-851-6652)まで。