さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区新都心8)で4月29日からさいたまスポーツフェスティバルが開催され、家族連れを中心にぎわっている。
昨年さいたまアリーナが「親子で参加でき、楽しめるイベントを」と実施したイベントで、さまざまなスポーツやアトラクションが体験でき、2日間の開催で約2万人弱の来場者で盛り上がった。
今年は、さいたま市とさいたまアリーナで主催。2020年の東京オリンピックで会場の一つになる同会場で、オリンピック・パラリンピック種目などを実際に見て、体験し、種目の魅力や楽しさを伝えることで、大会への期待を高めていければとの期待されている。
「親子で体を動かすことを通じて、スポーツの魅力を広め、健康の増進や、親子の絆をより深めるきっかけなどにもなれば」とさいたま市都市戦略本部の飯塚博幸さんは説明する。
今年も多くの来場者が体験しているアトラクションは、「ミニボルダリング」と「ウォールクライマー」。観戦型では、3人制バスケットボールの公式大会なども、「間近で見られ迫力があるということで人気がある」と飯塚さん。「ビームライフル体験、車イスバスケ体験、ブラインドサッカー、エアースカッシュ体験など今年新しく実施しているものもぜひ試していただければ」とも。
また、1964年のオリンピック大会に関わる記念品の展示も行っている。「サッカーが現在のNACK5スタジアム大宮で開催されたことや、聖火リレーが中山道を通過したこともあり、さいたま市にとっては2回目のオリンピックとなる。知ってさいたま市にもっと愛着を持っていただければ」。
2日目以降も混雑が予想されるため、早めの来場がお勧めという。混雑状況により、やむを得ず入場を規制する場合も。先着順アトラクションに関しては、定員に達した場合は早い段階でも、受付が終了となる。
飯塚さんは「空いているものから、チャレンジすると、意外なおもしろさ難しさなどの新たな発見があるかもしれない」とアドバイスする。「普段体験できないアトラクションを多数用意しているので、ぜひ家族皆で来ていただければ」と呼び掛ける。
開催時間は、10時~18時。5月1日まで。