岩槻駅東口コミュニティセンター(さいたま市岩槻区本町3)で9月25日、「伝える技術を学ぶ、さいたま市民記者養成講座」が開催される。主催はNPO法人埼玉情報センターとさいたま市。
埼玉新聞社の編集局長の吉田俊一さんを講師に招き、記事の書き方などを学ぶ同講座。2007年より埼玉情報センター主催、埼玉新聞の協力で行われ、2013年よりさいたま市との協働事業として行われている。今までに20回以上開催し、200人以上が参加した。
記事の書き方のほか、ニュースを短く分かりやすく伝えるコツ、取材の心構え、写真の撮り方を学び、模擬取材として参加者全員で近隣の「蔵の保存と活用でまちづくりしている実例」を訪問する。
講座修了後、希望者は「市民記者」としてさいたま市に登録し、さいたま市のホームページ内にある市民記者発信ページへの寄稿など、市内の市民活動や協働の情報発信に取り組む。
吉田さんは「取材、記事、写真の実践的な技を凝縮した内容となっている。毎回さまざまな人が参加してくれるので楽しみにしている。奮って参加いただければ」と呼び掛ける。
同センター事務局次長の秋本創さんは「埼玉はまだまだ地域に関心のない人が多いのが課題と感じる。この講座で学び、情報発信を通して、地域を好きになる人が増えれば、地域が変わってくるのではないかと思う。参加者にはまずは発信することを楽しんでほしい」と話す。
開催時間は10時30分~17時。定員20人(先着順)。申し込みは、住所・氏名・連絡先を記入の上、ファクス(FAX 048-710-6608)またはメールで。