大宮ラクーンよしもと劇場をホームとする若手芸人えんにちによる「漫才教室」が10月初旬、さいたま市の与野八幡小学校で行われた。
同校では、土曜に学校の施設を活用し、子どもたちが地域の人と一緒に遊び、運動し、さまざまなワークショップなどを楽しむ「土曜チャレンジスクール」を行っている。
この日は、えんにちの2人を特別講師に迎えて漫才に挑戦した。1~6年生の児童32人が参加。同コンビの漫才を目の前で見た後、2人1組になってコンビを結成し、配られた教本を手に「相方」とネタを考えた。えんにちからアドバイスを受けながら、漫才を完成させ、全員の前で発表した。
初めての漫才体験に一生懸命取り組み、他のコンビの漫才も楽しんだ児童たち。オリジナリティーあふれるネタに、えんにちの2人も感心していた。特に完成度の高いネタを披露した女性コンビに「えんにち賞」が贈られ、受賞した2人は「貴重な体験だった。楽しかった」と笑顔で話した。
えんにちの2人は「僕たちは普段こういう面白いことを真剣に仕事としてやっている。みんなももし今回やってみて面白いと思ったら、ネタを考えたり人前で披露したりチャレンジしてみてほしい」とアドバイスした。
大宮ラクーンよしもと劇場では10月29日・30日、「ハロウィーンザパーティー2days」としてハロウィーン寄席が行われる。