桜の名所としても知られる大宮公園(さいたま市大宮区高鼻町4)で3月22日、桜の基準木2本に5~6輪の花が咲き、同園事務所は10時に開花宣言を行った。
さいたま市ではここ数日温かい日が続き、桜のつぼみが一気にほころんだ。21日は冷たい雨が一日中降ったが、22日日中は13度程度まで気温が上昇。強い風に吹かれながら例年より3日早い開花となった。開花宣言から1週間から10日で見頃を迎える見込みだ。
桜の名所としても県内外に広く知られる同園には約1000本のソメイヨシノが植えられており、花見の名所としても知られている。1990年には「日本さくらの会」による「さくら名所100選の地」にも選ばれている。
まだつぼみのものが大半の園内では、同園管理事務所職員によると「満開までには時間がかかりそうだが、週末にお出掛けになる場合は、4月1日・2日がちょうど見頃かもしれない」と話す。
同園では24日から毎日19時~21時、桜のライトアップを行う予定。同園事務所では公共交通機関での来園を呼び掛けている。