大宮駅構内のショッピング施設ルミネ大宮(大宮区錦町)で、3月17日・18日と24日・25日、「ルミネ大宮エシカルライフ」が開催された。
毎年春と秋に行う、洋服の下取りキャンペーンの一環。秋冬物の洋服の下取りのほか、埼玉県内企業の出店、ワークショップなどを展開した。
3月17日にグランドオープンしたルミネ大宮のGreen Peace Gardenを会場に、下取りキャンペーンは4日間で約3000人が参加。不要になった洋服は、ルミネ大宮館内で利用できる商品券に交換され、洋服はベトナムやミャンマーの支援活動に役立てるという。
地元企業からは、「石井酒造」や、加須市の無農薬農園に併設する飲食店「cucuri cafe」などが出店。日本酒の試飲や、酒かすパック体験、無農薬栽培のイチジクや桑の実ジャムの販売などを行ったほか、ハンドメイドと雑貨のお店「mini*(ミニ)」など個人店からの出店もあり、ドライフラワーを使ったインテリアづくりのワークショップなどを行った。
「cucuri cafe」店主の鈴木修次郎さんは「『杉チップクッションづくり』ワークショップに参加した男の子が、再度イベントに来場し、『作ったクッションは気持ちがよく、リラックスできた』と報告してくれてうれしかった。イベントを通じて加須市や地元の産品を知ってもらえれば」と話す。
ルミネ大宮営業部の隅田朝子さんは「エシカルと聞くと、難しく取り組みづらいことだと思われがちだが、洋服の下取りや地元産品を知ること、触れることもエシカルの行動の一つ。当イベントを通じてエシカルな行動や選択がより身近なものになれば」とイベントを振り返る。