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さいたま・北区に「保護猫カフェねこかつ」 20匹の猫スタッフが家族探し

店主の梅田さんと猫スタッフの向日葵サブローくん

店主の梅田さんと猫スタッフの向日葵サブローくん

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 JR川越線日進駅南口から徒歩5分の場所に3月16日、「保護猫カフェ ねこかつ 大宮日進店」(さいたま市北区日進町2、TEL 080-4329-4522)がオープンした。

おやつタイムに猫が集まる(関連画像)

 2013年3月から営業している川越店に続き、2店舗目となる同店。木目を基調とした温かみのある店内で、約20匹の「猫スタッフ」が昼寝をしたり遊んだりしながら新しい里親との出会いを待っている。

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 猫は県内の保健所など行政施設に収容され、殺処分予定だった猫や飼い主の諸事情で飼い続けることができなくなった猫などを保護したもの。検診やワクチン投与、不妊去勢手術を行い、ボランティア宅で人に慣れた上で店頭に出す。

 店主の梅田達也さんは「遊びに来てくれるだけでも大丈夫。お客さんが遊びに来てくれることで猫が人に慣れ、家族に迎えられやすくなる。家族に迎えられた子はは顔つきが幸せそうな顔になるので、一匹でも多く新しい里親さんに届けたい、そして一匹でも多く困っている猫を助けたい」と話す。2016年には「ねこかつ」の日常をつづりながら猫との共生を考える本「シュウさま-保護猫カフェからやってきた3本足のモフ天使-」も出版した。

 中央区から来店した親子は「小学生が入れる猫カフェは珍しい。穏やかで人懐っこい子が多くてうれしい」「とてもかわいい。たくさん遊べてうれしい」と笑顔で猫と遊んでいた。平日は20人前後、週末は40人ほどの来店客があるという。梅田さんは「まだ大々的に宣伝はしていないものの、多くの人に来ていただいてありがたい。猫を飼いたいと思ったら思い出してもらえるような場所になれたら」と話す。

 同店では、野良猫に不妊手術を受けさせるTNR(Trap Neuter Return)勉強会も行う。野良猫を捕獲(Trap)し、不妊手術を受けさせて(Neuter)から元の場所に返す(Return)同活動。梅田さんは「猫は繁殖力の高い動物なので、いくら野良猫や不幸な猫を助けてもどんどん増えていってしまう。できるだけ増えないようにするのが不幸な猫を減らすことにつながる」と話す。勉強会は4月は大宮日進店で行い、今後は川越店と交互に開くなど予定しているという。

 梅田さんは「野良猫にエサをあげている人などに聞きにきていただけたら。捕獲のための器具は貸し出すことができ、不妊手術は協力してくれる獣医師を紹介するので、そこで行っていただけたら費用を抑えられる」と話す。

 営業時間は12時~20時。月曜定休(月曜が祝日の場合は営業)。30分=600円、1時間=1,000円、延長30分につき400円(中学生以下半額)。ワンドリンク付き。中学生以下は半額。「TNR勉強会」は4月6日20時~21時。川越地域のイベントやホームセンター中心に、譲渡会イベントも行っている。