買う

岩槻の温室で植物テーマにマルシェ 音楽とアートのライブパフォーマンスも

ライブペイントのMayumi Kudoさん 穀物コーヒー、赤大根、ヨモギや藍から取り出した色が布を彩った

ライブペイントのMayumi Kudoさん 穀物コーヒー、赤大根、ヨモギや藍から取り出した色が布を彩った

 植物をテーマにしたマルシェ「GREEN HOUSE MARCHE(グリーン・ハウス・マルシェ)」が4月11日、植物レンタル・造園・デザインを手がける「美芳園」(さいたま市岩槻区南平野1)の温室で開かれた。

Skmttさんが特殊な装置の端子をパイナップルの鉢植えにつなぐと、植物が音楽を奏で始めた

[広告]

 普段は一般公開していない温室を開放して行う同マルシェ。同園を運営する建築士の甲斐淳一さんは「気候が暑くなる前の、植物が温室内にそろっている春のこの時期に、緑あふれる雰囲気を味わってほしかった」と話す。

 温室内では、糸とビーズのアクセサリー「ikue」や植物染め小物の「コグマ工房」、押し花ワークショップの「kabu.」などのほか、ヨガやマッサージ、ヘアカットなど多彩なジャンルの12団体が出店。飲食ブースでは、焼き菓子の「TEDe」やコーヒーの「Cultivate coffee」、パンの「Al Vecchio Convento」などがフードを提供し、多くの来場者でにぎわった。

 イベントでは、植物をテーマにしたライブパフォーマンスも披露。アーティストのSkmttさんは、植物内部の水分による電位差を音に変換する装置を使い、パイナップルの鉢植えと共に「植物の奏でる音楽」を表現。モジュラーシンセサイザーの演奏を行ったNukumori Eugene(ぬくもりゆーじん)さんは「亜熱帯のような心地いいい風を感じる温室で、音が予想以上に響いた。今後も植物やアートとコラボレーションしていきたい」と振り返る。

 共にライブを披露したSkmttさんは「普段は薄暗い環境でモジュラーシンセサイザーを操作するので、明るい環境でのライブは初めてで難しかったが、植物に電極の端子をつないで共演するのは面白かった」と話す。

 植物の奏でる音楽の流れる中、ライブペイントのパフォーマンスを行ったMayumi Kudoさんの本業は料理家。春日部で自ら菜園を営み、菜園で収穫した作物や植物などから色を抽出した。こぼれても土にかえる天然の染料を使い、命の循環や再生をテーマに布を彩った。

 甲斐さんは「観葉植物の温室空間を地域の資源として町の魅力につなげていけたら。結婚式やアフタヌーンティーパーティーを開いたこともある。アイデアがあれば相談してもらえたら」と意気込む。トウと装身具と雑貨の「enco」で出店した妻の美枝さんは「以前よりマルシェの認知度が上がり、出店者との横のつながりもできた。アートや音楽にも興味のある、さまざまな人々が来場してくれて良かった」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース