浦和コルソ(さいたま市浦和区高砂1)1階・コルソ通りで現在、「クッキーバザール」を開催している。主催は、クッキープロジェクト。
プロのシェフ、デザイナー、学生、主婦、会社員などが障がい者と共同で福祉作業所のクッキー開発に取り組む同プロジェクトが企画する同イベントは今年で7回目。3日間でボランティアを含む100人を超えるスタッフが関わる。
同プロジェクトの若尾明子さんは「イベント販売によってコルソで買ったことがあると声を掛けていただく回数も増えた。普段、福祉作業所のクッキーを買う機会のない人にも知っていただくきっかけにしたい」と話す。
客との出会いを演出する名札を一人一人作成し、客への声掛けが苦手なメンバーでも名札を通じて、お薦め商品や日頃の仕事をアピールし、魅力的な売り場づくりに取り組んでいるという。
同プロジェクト代表の野口泰男さんは「今年のテーマは『仕合(しあ)わせ』。施設の利用者もフタッフもボランティアもそれぞれの役割を持ち合い、みんなで魅力的な売り場を作りたい」と意気込む。
クッキーは、福祉作業所・晴れ晴れの「茶葉丸」(350円)、あゆみ作業所の「サクラクッキー」(250円)、お菓子工房COCOの「しおっちーず」(200円)など50種類以上。
開催時間は10時~20時。2月8日まで。