大宮駅東口に6月22日、クラフトビールと肉や魚料理を提供する「OMIYA KITCHEN(大宮キッチン)」(さいたま市大宮区大門町1)がオープンした。
「クラフトビールとこだわりの料理をペアリングで楽しむ」がコンセプトの同店。クラフトビールは15種類を用意し、そのうち13種類がドラフト(生)で味わうことができる。料理はビールに合うようなバーベキューをイメージした料理をメインとしている。メニューには、クラフトビールとフードのペアリング(組み合わせ)例を記載するなど、ビール初心者でも迷わず注文できる工夫を凝らしている。同店のメニューをプロデュースした飲食企画課の田中るいさんは「ビールの注文に迷った際は、スタッフに味の好みを伝えていただきたい。嗜好(しこう)に合った種類のビールを提案させていただく」と話す。
クラフトビールのメニューは、「隅田川ブルーイング ゴールデンエール」「COEDO 伽羅(キャラ)」「コープランド」「銀河高原 ヴァイツェン」など(230ミリリットル=594円、370ミリリットル=842円)。
料理のメニューは、「中トロまぐろのレアステーキ~トリュフ香るガーリックバターソース&山葵クリーム」(1,393円)「バター醤油香る サーモンといくらのココットごはん」(1人前=853円、2人前より注文可能)など。
最も人気を集める「7種盛り ミートプレート」(3,553円)には、サガリと呼ばれる希少部位「ハンギングテンダー」「ポークスペアリブ」「タンドリーチキン」「自家製ベーコン」「牛タンビール煮込み」「チョリソー」「骨付きソーセージ」が盛られている。「アロマホップの香りが豊かな『COEDO 伽羅』と一緒に味わっていただければ」と店舗責任者の山本美咲さん。
ウッド調の店内には、テーブル席以外にカウンター席や個室席がある。「一人飲みやパーティーにも使いやすように」と多様なタイプの座席を用意している。ウッドデッキにはテラス席も用意。ビアガーデンのように夜風に吹かれながら、ビールと料理のペアリングを楽しむこともできる。
田中さんは「『大宮の人々にクラフトビールのおいしさを味わってほしい』という思いで、オープンの準備を進めてきた。仕事終わりの方やパーティー会場を探している方など、多くの方が気軽に来店できるような場所を目指していきたい」と話す。
営業時間は17時~23時30分。定休日なし。