「ゴールドジムさいたまスーパーアリーナボディビル選手権」が7月15日、さいたま新都心のけやきひろば1階サンクンプラザ2(さいたま市中央区新都心)で開催された。
ゴールドジムさいたまスーパーアリーナ店が主催する会員向けのボディービルのジムコンテストの同大会。10回目となる今年は21歳から60歳までの男性8人が参加した。
ボディービルは、日頃の厳しいトレーニングと計算された食事により鍛え上げられた全身の筋肉と、科学的根拠に基づいた厳しい減量方法による除脂肪により磨き上げられた肉体を、迫力のポージングと芸術性のステージングで表現するスポーツ。近年のフィットネスブームも背景に、大きな盛り上がりを見せている。
大会は、全員が並び、ボディービルの規定7ポーズを取り比較を行うプレジャッジと、各自1分間の好きな音楽に合わせ自由にポーズを取り芸術性を評価する決勝審査で競い合った。最後に順位発表と表彰・景品贈呈が行われた。
プレジャッジ後と決勝審査後には、同店内のスタジオエリアでダンスを学ぶBESエンターテインメントのキッズたちがパフォーマンスを見せ、会場を盛り上げた。
観戦は無料で、多くの観客からボディービル特有の掛け声や応援の声が上がった。順位発表の前には、選手たちが会場を周回して撮影会が始まり、間近で見る筋肉美に観客の歓声や、撮影のシャッター音が会場に響いた。
優勝した糸井克徳さんは体作りのプロのトレーナーで、2015(平成27)年の埼玉県ボディービル選手権65キロ級優勝の実績を持ち、今年は60キロ級で出場するという。糸井さんは「ジムコンテストは初めて参加したが、大いに楽しめた。本番の選手権に向けて良いモチベーションになった。本番でも優勝を目指したい」と意気込みを語った。
観戦に訪れていた久保賢一さんは「コンテストの観戦は初めて。今日は糸井さんの応援で来たが、皆さん素晴らしい身体だった。自分も11月の東京都北区オープンボディービル選手権への出場を予定していて、大きな刺激を受けた。これからのトレーニングと減量を頑張りたい」と笑顔を見せた。
同店の高橋篤司店長は「今年は志木市民会館パルシティで7月28日に開催される埼玉県ボディービル選手権に参加する会員が、本番へ向けた最終調整のためのプレ大会として活用してもらうことと、ゴールドジムならではのイベントで地域を盛り上げることを目的とした企画。選手もキッズも素晴らしいステージを見せてくれて、今年は特に観戦のお客さまが多く大変盛り上がった」振り返った。