JR東日本の2019年11月のダイヤ改正により、埼京線快速が中浦和駅、南与野駅、北与野駅の3駅にも停車する。
9月6日の同社発表によると、「日中帯のダイヤをパターン化して運転間隔の均等化を図り、利用しやすいダイヤに変更する」とし、埼京線の武蔵浦和~大宮間は各駅に停車する。
これにより、さいたま市内の埼京線全駅が快速停車駅となり、快速が停車しない駅は、北赤羽、浮間舟渡、戸田、北戸田の4駅のみとなる。
埼玉大学がある南与野駅を利用する同大1年の男子学生は「何で快速が止まらないんだろうと疑問に思っていた。埼大生は歓喜している。でも快速が止まらない駅が残り4駅しかないそうで、快速の意味がなさそう」、同駅利用の20代会社員は「自分は(改正後も快速が止まらない)戸田から乗るので、戸田も止まるようになったらありがたい」、別所に住み中浦和を利用する20代女性は「快速停車駅では毎朝都内へ通勤・通学する人でごった返しているので、緩和に繋がればうれしい。個人的にも都内から帰るときに便利になるので大歓迎」と喜ぶ。快速が止まることになる駅を使う利用客からはおおむね好評だが、「もはや快速の意味がないのでは」という感想も聞かれた。
土曜・日曜・祝日の快速列車も平日と同様に変更する。この変更により、武蔵浦和~大宮間の所要時間が約3分増加する。通勤快速の停車駅は変更しない。