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大宮の刀剣販売店が「さいたま刀剣市」開催へ 古刀から現代刀まで100振

手に取ることもできる店頭に並ぶ刀剣

手に取ることもできる店頭に並ぶ刀剣

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 刀剣販売を手掛ける「あさひ刀剣」が11月22~24日、「さいたま刀剣市」を「貸会議室6F」(さいたま市大宮区宮町1)で開催する。

日本刀を持つ店主の久津間さん

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 2017(平成29)年2月にオープンし、今月で2年半を迎える同店。以前はネット販売を中心に行っていたが、先代店主が「日本刀を実際に手 に触れて感触や輝きを楽しんでほしい」と多くの人に来てもらえるようターミナル駅である大宮駅近くに店舗を構え、現店主の久津間俊平さんが、先代である父親から引き継いだ。店は、大宮駅東口から徒歩約5分。アートギャラリーのような店構えで「始めてでも入りやすいよう、明るい雰囲気にしている」という。

 同店では作者の名が入ってない(無銘)など、真偽の定かでない刀は取り扱わず、鑑定家の元、見極められた作品のみを扱う。店内に常時70本ほどの日本刀を展示、希望により手に取って見ることもできる。久津間さんは「日本刀について知りたい、見たいだけでも構わないので気軽に訪れてほしい」と話す。刀剣研究者の中原信夫さんを招き、日本刀についての勉強会も定期的に行っている。

 久津間さんは「刀の愛好家というとどちらかというと男性が多いイメージだが、最近は女性のお客さまも増えている。刀装具の繊細さなども魅力」と話す。

 同市は、美術刀剣松本(千葉県)と共同で行い。古刀から新刀、新々刀、現代刀まで100振以上の日本刀や鐔(つば)、小柄(こづか)、笄(こうがい)、目貫(めぬき)など室町時代から江戸時代の刀装具が展示される。下取り、買い取り、無料鑑定も受け付ける。

 店主の久津間さんは「これだけ多くの日本刀と小道具が一堂に会する機会も少ないので、博物館、美術館のようにも楽しんでいただける。日本刀に対して難しく考えずに、若い人や初心者、愛好家の方まで多くの人に訪れていただき、日本刀に興味を持ってもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

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