大宮駅東口のデリカテッセン&バル「KAERU(カエル)」(さいたま市大宮区大門町3)が11月21日で1周年を迎えた。
大宮で生まれ育った店主の清水信幸さんが洋食レストランで経験を積んだ後、大宮駅東口の氷川参道の近くに店を構えた。店舗は移動可能なキッチンカーのため、イベントに出店することもあるという。
総菜は「ベーコンとホウレン草のガーリックバターソテー」(100グラム320円)、「小柱とオリーブのバジルマヨペンネ」(同580円)など、日替わりで8種類を100グラムから量り売りする。3種類を50グラムずつ購入できるお試しパックも用意。「一番人気の総菜はペッパーベーコンポテトサラダ(同280円)。研究を重ねた黄金比で作っており、好評で定番商品として販売している」と清水さん。週替わりのランチボックス(600円)も平日のランチタイムに販売する。
キッチンカーの横にはカウンター席5席、スタンディング3席を設ける。グラスワイン(450円)、ハートランドビール(600円)、デュワーズハイボール(500円)などのアルコールやソフトドリンク、ミニバゲット(200円)も販売。その場で総菜と一緒に飲食もできるようにする。「おひとりさまや軽く飲んで食べるちょい飲みも歓迎」と清水さん。
店名の「KAERU」には、総菜が「買える」、気分を「変える」、買って「帰る」など「さまざまなKAERUができる店に」という思いを込める。清水さんは「オープンして1年、試行錯誤しながらお客さまに喜んでいただくことを考えてやってきた。地元なので、もともと知り合いは多い場所だったが、店を開いてさらにたくさんの方とつながることができて、とてもうれしい。2年目は1年目にできなかったことにもチャレンジして、今まで以上に地域密着で、皆さんに喜んでもらえる店にしたい」と意気込む。
営業時間は10時~21時。水曜と第2・4日曜定休。