中華料理チェーン「日高屋」の神田正会長を講師に迎える「ビジネス交流会」が11月18日、新都心ビジネス交流プラザ(さいたま市中央区上落合2)で開催される。主催はさいたま起業家協議会。
同協議会は2000(平成12)年に発足し、埼玉県内を中心に創業支援セミナーや起業環境の活性化活動を外部機関と連携して行っているほか、起業家のネットワーク作りや、起業から企業へ成長するための成長支援を行っている。会員は起業家、個人事業主、起業を目指す人など約50人。
起業家や創業2代目経営者同士の交流や連携を目的に、2002(平成14)年に第1回を行い、今年で18回目になる同イベント。2018(平成30)年から中断していたが、今回5年ぶりの開催となる。
講演の後は名刺交換会を開き、参加者同士の交流の時間を設ける。神田会長は日高市出身、1号店を大宮で創業し本社を大宮に置く縁もあり、過去2回、講師として登壇。今回が3回目となる。コロナ禍で一時業績が悪くなったが、V字回復した同社の秘訣(ひけつ)と今後の戦略について話す。
同協議会の佐原雅史理事は「招く講師の選定が一番のポイント。経営者としての生き方、あるべき姿、哲学などを学ぶことができる講師を厳選している。その講師の魅力で集まった参加者同士は、長いお付き合いとなることが多い」と話す。
「(イベントでつながった起業家や経営者の間で)取引が始まったり、コラボ企画が始まったりすることもあるし、何より経営者の仲間ができるのは心強い」と佐原さん。「今回、コロナ禍で失ってしまった新しい出会いの場を提供し、起業家や経営者の成長を後押ししたいという強い思いで再開した。神田会長の講演で、アフターコロナの経営者は、どのような夢やビジョンを打ち出していくべきか、皆さんと一緒に学びつつ、大いに交流したい」とも。
開催時間は14時~(16時から名刺交換会)。参加費は3,000円。定員200人。