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さいたまで「バリアフリーフェスティバル」 誰もが楽しめる体験や販売

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 「バリアフリーフェスティバル」が11月10日、西部文化センター(さいたま市西区三橋6)で開催される。主催はNPO法人「マダムウィッチーズ」の坂上淑恵さん。

会場準備の様子(2023年)

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 坂上さんは10年ほど前、友人のカフェや市内商業施設などで、ハンドメード作家を集めてワークショップの企画・運営を始めた。「自身や家族に障害を抱える人の中には、ハンドメードのような手に職を持ち活動している人が多いと気づいた。そこから、障害者の支援や理解につながるイベントを開きたいと考えるようになった」と坂上さんは話す。同イベントは西部文化センターの協力を得て2021年から開催。昨年開催時は13組が出店し、200人以上が来場した。

 第4回となる今回は11組が出店。就労継続支援B型事業所のカフェ「どっぽカフェ」「魔女カフェ」は弁当、「Cafe Fika(カフェ・フィーカ)」は自家焙煎(ばいせん)コーヒーとあみぐるみを販売。子育て支援団体「Dulces(ドルセ)」は「透明写真スタンド」のワークショップやアロマハンドマッサージを行う。併せて、障害や福祉に向き合う個人や応援する団体が、焼き菓子やハンドメード雑貨、バリアフリーデザインのアクセサリーを販売する。

 坂上さんは「さまざまな活動に参加する中で、地域で互いを知り合うことの大切さを感じてきた。このイベントでは、どんな人でも楽しめるやり方を考えて、一緒に楽しむことを大切にしている。障害のある人もない人も同じように来場して楽しんでほしい」と呼びかける。

 第1回から出店している「菓子工房ちいさな窓」のあいざとゆうこさんは「さまざまな出店があり、毎回楽しみにしている。温かい空気が流れていて、『ただいま』と言いたくなるようなイベント」と話す。「Cafe Fika」施設長の佐藤裕之さんは「地域とつながるいい機会でありがたい。多くの人にB型就労施設の存在を知ってもらい、当店のコーヒーのおいしさも伝えたい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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