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さいたまで「コスプレ木目込み人形」作り 自由な発想でサテン着物や茶髪も

コスプレ木目込み人形

コスプレ木目込み人形

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 さいたま市中央区の下落合コミュニティセンター(中央区下落合)で11月23日、「コスプレ木目込み人形作り」のワークショップが行われる。

自由な発想で木目込み人形を作る

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 主催は3.11復興支援コスプレイベント実行委員会、さいたまコスプレ聖地化計画実行委員会で、さいたまトリエンナーレ2016市民プロジェクトの一環。

 木目込み人形は、江戸時代に京都で始まり、岩槻に伝わったのは幕末から明治時代初期のころといわれている。岩槻の江戸木目込み人形は、岩槻人形や春日部きりだんすと同じく、経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品。

 「コスプレ木目込み人形」は伝統的な木目込み人形の作り方をアレンジし、着せる生地を現代風のサテンなど洋装生地を使い、メークのほか髪にメッシュを入れたり、茶色に染めたりするなどしたもの。同委員会実行委員長の菩提(ぼだい)寺由美子さんは「以前木目込み人形作り体験講座の講師をした際、小学生のお子さんや外国人の方が自由な発想で人形を作っていたのを見てコスプレ木目込み人形を思いついた。他でやっているところは、今のところ聞いたことがない」と話す。

 菩提寺さんは「木目込み人形と言うと難しいのでは、と思われる方も多いと思うが、2時間位でできる。着物の柄も豊富に用意している。人形の顔にメークしたり髪の毛も自在にアレンジしたり、伝統技術を感じながら気軽に楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は13時30分~15時30分。参加費は人形1体2,160円。定員20人。空きがあれば当日参加も可能だが事前予約を勧める。予約、問い合わせは彩の国ブランドフォーラム(TEL 048-834-5030)まで。

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