大宮で4月に開校する「タミヤロボットスクール・大宮駅東口教室」の無料体験会が2月24日から、貸会議室6F(さいたま市大宮区宮町1)で行われる。
子どもパソコン「Ichigo Jam」を使いプログラミングを学ぶ
プラスチックモデル、工作キットなどの製造販売を手掛けるタミヤ(静岡県静岡市)が企画協力、ナチュラルスタイル(福井県福井市)が運営する同スクール。昨年10月から岐阜、仙台、東京、福井でプレオープンし、今年4月からは全国展開する。
コースは、ロボットの組み立てを通して、機械の仕組み、構造を学ぶメカニックコースと、こどもパソコン「Ichigo Jam」でBASIC言語を用いてプログラミングの基礎を学ぶプログラミングコースの2種類。
1回90分の授業で月2回、メカニックコースは12カ月、プログラミングコースは18カ月のカリキュラムとなっている。1クラス10人程度の生徒に、講師1人、フォロー講師1人が担当する。
同教室では、プログラミングコースのみ開校する。対象年齢は小学校3年生から。希望があれば、大人も対応可能。その場合は子どものクラスとは別クラスとなる。教材費=1万6,000円、授業料=月額8,500円(月2回)のほか、入学金=1万円(開講記念につき無料)、テキスト代=月額800円がかかる。
同コースでは、カムプログラムロボットを組み立て、Ichigo Jamを装着し、BASIC言語でプログラムを組み、ロボット制御を学ぶ。ロボットの完成度を競う大会も企画し、共同作業を行うことでコミュニケーションの大切さも学ぶ。
初級コースからスタートし、36回終了以降は、さらに学び続けることができるコースを準備している。
同教室のスタッフは「玩具やゲームなど買ってきた物ではなく、自ら作りプログラムして動き出す『モノづくりの楽しさ』を知って楽しんでもらいたい。レーザーカッターや3Dプリンターの設備も導入し市販されていない部品の製作をすることなどで、子どもたちの創造性も伸ばしていきたい」と話す。「希望者に応じて、教室を増やすことも検討しているので、まずは体験会にお気軽にご参加いただけたら」と呼び掛ける。
体験会の開催時間は、2月24日=17時~18時、25日=10時30分~11時30分、16時~17時、3月3日・4日は未定。定員は5人(先着順)。申し込みは電話(TEL 0480-31-6163)で受け付ける。