さいたま市で制作される映画「ジオラマガール」の資金協力を呼び掛けるクラウドファンディングの締め切りがせまっている。
同市岩槻区で5年前から開催されている「岩槻映画祭」の立ち上げ・運営メンバーでもある吉永篤史さんらが製作する同映画。「地理部の女子高校生チームが2年目の挑戦で鉄道模型甲子園優勝」という新聞記事からの実話を元にしている。
さいたまのキーワードである「鉄道の街」で街を盛り上げたいと、地元を愛する有志や歴代さいたま観光大使らが参加する。監督は青春映画を多く手掛けるながせきいさむさん。
すでに制作準備は始まっており、3月上旬に出演者オーディション、下旬にクランクインする。完成した映画は、5月に行われる同映画祭で特別上映される予定。
プロジェクトメンバーの齋藤淳さんは「鉄道の街さいたまを舞台に繰り広げられる青春ストーリーを、制作から上映までの過程を市民参加にすることで地域の一体感を創出したい。映画祭でのお披露目を通じて、クラウドファンディング支援者・制作者・出演者など関係者みんなで喜びを共有できれば」と支援を呼び掛ける。
支援額に応じたリターン品として映画祭への招待、メイキング映像、完成DVDの提供、クレジットへの名前記載、セリフありで出演などを用意している。
クラウドファンディングの受付は2月26日23時59分まで。