埼玉県が10月31日と11月13日の全2回、「新規事業開発実践ワークショップ」を開催する。事務局はアルファドライブ（東京都千代田区）。

埼玉県産業支援課の儘田さんと平野さん。もうすぐ定員に達しそうな状況のため早めの申し込みを呼びかけている。

　さいたま新都心駅近くにイノベーション創出拠点「渋沢栄一起業家サロン（仮称）」の開設を2025年夏に予定する同県。「オープンイノベーションの創出・促進」「スタートアップの創出・成長支援」「イノベーションを担う人材の育成」を柱に、さまざまな取り組みを展開している。施設開設に先立ち、「イノベーションを担う人材の育成」の取り組みのうちイントラプレナー人材育成事業として、本年度は今回のワークショップを行う。

　ワークショップでは、新商品・新規事業開発に際しての「新規事業開発の意義とポイント」「顧客と課題を見つける」「効果的なヒアリング・プロトタイピング」「ビジネスモデル・マネタイズ」などが学べるという。

　埼玉県産業支援課の儘田さんは「2025年夏の『渋沢栄一起業家サロン（仮称）』開設に先立ち、県内中小企業等で新規事業の立ち上げや新商品・新サービスの開発に携わる方、第二創業を目指す方を対象に、新規事業開発のスキルとマインドを身につけるワークショップを開く。新規事業開発の進め方を一から学べる内容なので、多くの県内企業の皆さまに参加いただければ」と呼びかける。

　10月31日は「武蔵野銀行 M’s SQUARE」（さいたま市大宮区桜木町1）で13時～18時（18時～19時交流会）、11月13日は「埼玉りそな銀行 ビジネスプラザさいたま（吉敷町4）」で13時～17時（17時～18時交流会）が、それぞれ会場となる。参加無料。定員は30人。申し込みは10月18日まで、県のウェブサイトで受け付ける（定員に達し次第、受付終了）。