米粉パンとおやつの店「お米deパンtoおやつ happiest(ハピエスト)」(さいたま市北区盆栽町)が大宮公園駅近くにオープンして、4月6日で半年がたった。
店主は木村美和さん。コロナ禍で多様なオンラインレッスンが行われるようになった時期に「子どものアレルギー体質を改善するためにできることはないか」と考え、「腸活」に興味を持ち、米こうじを作るオンラインレッスンに参加。これを機に「米粉」にも興味が芽生え、米粉のお菓子やパンのオンラインレッスンを次々と受講し、米粉のとりこになったという。
その後、米粉パン作りの講師を務めていたが、次第に周囲から「木村さんが作った米粉パンを食べてみたい」という声を聞くことが増え、3年ほど前に製造・販売を開始。春日部や与野のシェアキッチンを間借りしてマルシェの出店や週1日の店頭販売を行い、昨年10月、自宅に工房兼店舗を構えた。
同店のパンやお菓子は小麦粉を使わず、国産米粉と植物性の素材が中心。パンの生地は「酒種酵母」を練り込み、一晩、低温発酵する。「この工程を経ることで、米粉パンのうまみや風味が増す」と木村さんは説明する。
店頭に並べる米粉パンやお菓子は10種類ほど。米粉ベーグルは「プレーン」(290円)、「塩バター(豆乳バター)」(300円)、「抹茶とあずき、黒豆」(350円)など。米粉パンは「塩こうじロール」(250円)、「ベーゴンエピ」(360円)など。豆腐と豆乳で作る「ビーガンカヌレ」(360円)や「オートミールビスケット」(280円)などの菓子も用意する。
店舗は住宅街の一角にあるため、専用の駐車場はない。初めて来店した人には「こんな所にあったの」と驚かれることもあるという。木村さんは「1日に製造できるのは、全種類合わせて70~80個程度。これからも盆栽町のゆったりとした時間になじむペースでパンや菓子を作り続けたい」と話す。
初めて来店した近隣在住の40代男性は「妻が米粉パンや菓子が好きで、今日は代わりに買いに来た。プレーン味など生地をじっくり味わえそうなものを選んだ。帰って食べるのが楽しみ」と話していた。
営業は水曜・土曜の12時~16時。売り切れ次第終了。