「Patisserie Le Cocon(パティスリー ル・ココン)」(さいたま市中央区鈴谷2、TEL 048-877-5734)が9月5日、南与野駅西口の埼大通り沿いにオープンした。
関東圏のケーキ店で13年間パティシエを経験したパティシエの青木伸吾さんが、地元さいたまで独立開店した。青木さんによると、店名の「Le Cocon」はフランス語で「繭」のほかに「あたたかい場所」という意味も持つという。
2人のパティシエで毎日300個以上のケーキを焼き、ショーウインドーには20種類以上のケーキやスイーツを並べる。そのほかにクッキーや焼きドーナツなどの焼き菓子も全て手作りで販売。素材にもこだわり、粉は4種類の小麦粉をお菓子ごとに使い分けているという。
売れ筋は定番の「いちごのショートケーキ」(410円)や「石畳のチョコレートケーキ」(486円)。カスタードクリームが大好きという青木さんのお薦めは「シュークリーム」(216円)。クッキーシュー生地の中に天然バニラを使ったカスタードクリームが詰まっている。
オープンイベントを実施した9月5日、6日は各日600人の客が訪れる盛況で、店の外まで行列が続いた。オープン直後よりは落ち着いたというが、現在も客足が途絶えない。「自分がおいしいと思ったものにお客さんが共感してくれる時がうれしい」と青木さん。「おいしいと思ってくれる人が増えてくれれば」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~19時。月曜(祝日の場合は営業)、第2火曜定休。